




赤ちゃんのいのちがおなかに宿ってから、十月十日。ひとりの女性は、その小さないのちを大切にはぐくみながら、ママになる準備をします。そして、出産の日。わが子との共同作業を経て、初めて会えるよろこび。ママとして生きる覚悟ができる瞬間です。
では、パパは、いつからパパになるのでしょう。どんな準備をしながら、パパになる瞬間を待っていればいいのでしょう。

アイヌの民話に「妻が出産しているあいだ、夫はそばで木を削りながら、わが子の誕生を待ち、無事元気に生まれた子の手に、自分で削ってつくった“おしゃぶり”を握らせてやる。 」という話があります。
いのちをはぐくむママの隣で、まだ見ぬ我が子のためにおもちゃをつくるパパ。穏やかであたたかな時間です。
そして、愛する女性がママになった瞬間に立ち会い、一緒にパパとなるしあわせ。
待ちに待った赤ちゃんへ、手づくりのおもちゃを与えることで、パパの大きな愛を伝えられるのではないでしょうか。

グランパパのおもちゃには、職人さん手づくりのぬくもりあふれるものがたくさんあります。そのなかから、パパが、これはと思えるものを探し出してみてください。
そして、おなかのなかにいる赤ちゃんとコミュニケーションをとる道具にしていただきたいなと考えています。音の出るおもちゃを片手にパパが話しかける。「行ってきます」「ただいま」「いい子にしていたかい」「パパはずっと待っているよ」……。
そんな毎日の語りかけが、パパと赤ちゃんのきずなを強いものにしてくれるのではないでしょうか。
一緒に遊ぶ姿を思い描きながら、与えるおもちゃを選ぶ。その作業が、パパになるための準備期間なのかもしれませんね。